奥飛騨のけいちゃん焼き ○
荒島岳の帰り、下道を通って中津川方面に向かっていた。
ふと道の駅に寄ると『けいちゃん焼き』となんとも白ご飯がそそられるような食べ物の名前が飛び込んできた。
調べてみると、奥飛騨地方の郷土料理らしい。
昔はどの家庭でも卵を産む雌鶏を飼っていて、1〜2年経って卵を産まなくなった鶏を使った特別な日のごちそうだったみたい。
今はいつでも食べられる。
最高だ。
注文してみると、
鶏もものぶつ切りとキャベツと玉ねぎを出汁強めの醤油味で、キャベツをクタクタの直前のちょうどよく柔らかくなるくらいまでに煮込んだ料理でした。
予想通り、ご飯がめちゃくちゃ進む。
家庭料理として作っていそうな味でもあるんだけれども、味は濃すぎず鶏とキャベツの旨味が出た汁に浸しながら食べる、ちょっとした鍋みたいだ。
そして更に美味しくなるポイント。
それは「あじめこしょう」
いわゆる中津川近辺で育つ一味とうがらしのこと。
このあじめこしょうがとても合う。
とうがらし特有の辛味が強いですが、山椒的な爽やかさが相まって鶏の油がしっかり出るけいちゃん焼きで若干感じるくどさをスッキリさっぱり洗い流してくれる。
けいちゃん焼きは辛いのと普通のを選択できる方式だったが、個人的には普通のを選んだ上で好きなだけあじめこしょうをふりかけて食べるのがよいと思う。
けいちゃん焼きは結構汁がでるので、メニューにあればうどんもしくは米を大盛りにして汁も余すことなく摂取できる布陣にすることをおすすめします。
私は当たり前のようにうどんを追加しました。
▼食べたところ
花街道つけち
https://www.michinoeki-hanakaido.jp/
▼自宅で食べるなら
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▼参考